お金・仕事

今年こそ突き抜けたいと思っているあなたへ

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人生が上手くいかないと嘆くあなたへ、みなオジなりの打開策をアドバイスします(主に自分自身の経験談からのものですが)。特に、自分に自信が無く腐っている様な人に贈る言葉です。

人生のリセットは出来ないが、巻き返しは出来る

投資の世界では「複利効果」と言って、投資期間が長ければ長いほどリターンが大きくなるという理論があります。人間の価値…というと語弊がありますが、成長期間を長くとれる、つまり成長時期が早ければ早いほど成果も大きくなるものです。

最近見直しの動き(通年採用)があるようですが、今のところ日本では大学卒業後の新卒一括採用がメインですので、このチャンスを逃すと一流企業に入ることは難しくなります。しかし、みなオジの経験上ここで就職に失敗したとしても全く悲観する必要はありません。なぜなら、いくら一流企業であっても20代の待遇は大きく変わらないからです。

新卒一括採用、転機に 経団連が就活ルール廃止発表

経団連は9日、大手企業の採用面接の解禁日などを定めた指針を2021年春入社の学生から廃止することを決定した。今の指針は大学3年生が該当する20年入社が最後の対象になる。新たなルールづくりは政府主導となり、大学側や経済界と月内に策定する。経済界が主導するルールがなくなることで、横並びの新卒一括採用を見直す動きが企業に広がる可能性がありそうだ。

引用元:日本経済新聞2018年10月9日

逆に言えば、サラリーマンとしてリカバリーしたいというのであれば、大きく給与が伸びてくる40歳までに大手企業に潜り込めば良い訳です。(ここでは仕事のやりがい等は一旦置いておいて、あくまでも給与などの待遇面の話だけをしています)20~30代前半を年収300万円で過ごしたとしても、一部上場の同年代の給与との差はせいぜい300万円程度です。しかし、40代であれば年収で1000万円にも届くので、20代の給与差などたかが2年位で穴埋めできるのです。そう考えると多少心にゆとりが生まれるのではないでしょうか。

過去ブログでも書きましたが、みなオジは学生時代にろくに業界研究などもせず、ミーハーな気持ちで見た目が派手な業界に飛び込んで失敗したクチですが、何とか帳尻を合わせて30代で大企業に滑り込みました。20代の失敗は十分取り返すチャンスがあります。大切なのは腐らずにいかにその間の努力を継続できるかという事です。もちろん歳を重ねれば重ねる程チャンスの紐は細く短くなりますので、確実に掴むことができる紐を見つけて絶対に離さない事が重要です。

関連過去ブログ:人生の罠について(学生~就職編)は→コチラ

家族・仲間を大切に

人生は浪花節ではありませんが、間違いなく言える事は人は一人では生きていけないという事です。先ほど、人生のチャンスは歳を重ねる毎に少なくなると言いましたが、これは就職(会社・仕事)だけではなく結婚等人との関係にも同じく言える事です。

これは成功するには結婚しなければいけないという事ではありません。結婚をすることで保守的になることもあるでしょうし、諦めなければいけない夢もできるでしょう。しかし、それを引換えにしても苦難を分かち合える伴侶や家族の存在は大きいと考えます。結婚に興味のない人は「頼れる友人・仲間」と読み替えてもいいでしょう。

みなオジも20代の受験時代の苦しい時期に両親から随分と助けられましたし、伴侶にも恵まれて飛翔の30代とすることができました。

良縁に恵まれていて、出会いが多い人は間違いなく、出会いが少ない人よりもチャンスや幸運が多く転がってくるでしょう。

悪名は無名に勝る

自分がくすぶっていると感じている人は、もしかすると失敗しないように小さくまとまっている可能性があります。しかし、それではその他大勢、有象無象となってしまいまいます。周りの友人が順調に結果を出していると自分がいかにつまらない人間かと不安を覚えることもあるでしょうが、そういう時は自分にはどういう特技・趣味があるかを振り返ってみる事をお勧めします。例えば、抜群の記憶力だったり料理が得意等なんでもよいと思いますが、仮にその特技がしょーもないものであったとしても、それをより突き詰めてみると思いがけない価値を生じる事があるのです。

みなオジは子供の頃TVゲームでよく遊んでいましたが、中にはどうしようもない程つまらないゲームがありました。俗にいう「クソゲー」というやつです。子供の頃は今ほどネットの情報が無かったので、買うまではゲームの内容が分からない事もあり、みなオジもよく掴まされたものでした。当時は煮ても焼いても食えない代物で、せいぜいクラスの友達に「やっべー、クソゲー買っちまったぜ!」と言って自虐の笑いを取る位しか使い道が無かった…

しかし、突き抜けたクソゲーは伝説となるんです。上の画像は某オークションサイトの伝説のクソゲー「アンシャントロマン」(1998年に発売されたPlayStation用ゲームソフト)の出品画像ですが、中古価格は驚愕の2万円越え(状態の良いものだと3万円にも届く)なのです。

同時期に発売されたRPGの不朽の名作「ファイナルファンタジー7」の売出価格が11円なのと比べると、その価格が凄まじい(狂気じみている?)のが分かります。

これを見て思うのは、クソでもバカげていても、それが突き抜けていれば価値があるです。ですので、皆さんが自分自身のバカさ加減に呆れる暇があったらそのバカっぷりを極めて欲しいのです。有名人だってイケメンの人や頭のいい人だけがなる訳ではありません。炎上しかしない様なクズキャラや嫌われキャラを売りにして、何年もメディアに露出し続けている人はいますし、出川哲郎や江頭2:50の様に以前は抱かれたくない有名人ランキングの常連だった芸人が、好感度キャラになることもあるのです。

まさに「悪名は無名に勝る」の典型例でしょう。ただし、最終手段であるかも知れんせんが…

そもそも立派なスキルでなければ脚光を浴びないのでは?という発想から間違っているのです。脚光を浴びそうな立派なスキルの代表例は弁護士を始めとする難関士業ですが、広く見渡せば食うに困るほど困窮している弁護士先生も多くいます。皆さんも事務所経営に失敗して依頼者の着手金を横領したり、違法行為の手助けをして懲戒処分となった士業のニュースを聞いたことがあるのではないかと思います。

自分の強みは自分では分からないから…

ハッキリ言って、自分の良さというのは自分では気が付かないことが多いです。以前、みなオジは自分の声が嫌いだったのですが、仕事でよく電話する人と仕事外でお会いした時に、良い声で落ち着かさせてくれる声ですねと言われたことがありました。案外、自分の良さというものは自分では気が付けないもので、そういう意味では先ほど挙げた家族や仲間を大切にというのは自分の気が付かない気付きを与えてくれる存在という意味でも挙げたものです。

まとめ

就職氷河期支援 厚生労働省HPより

自分の経験に基づき色々と書きましたが、重要なのは追い詰められても自暴自棄にならずに歩みを止めない事です。考え方次第で心にゆとりを持つ事ができますし、いざというときに自分を助けてくれる人が必ず現れる筈です。

みなオジの世代は就職氷河期で色々と苦難の多い世代でしたが、そう考えるともう少し政府の救いの手が早ければと思うのです。確かにみなオジは、焦らずにやり続ければ挽回できると言いましたが、それにも限界があります。私自身もあと5年遅ければ浮上のきっかけを逸していたかもしれません。

一応、政府も2019年度頃から予算計上して非正規雇用者の正規雇用への転換、就業プログラムなどに取り組んでいますが、時すでに遅しの様にも感じます。(やらないよりましですが)

「氷河期世代」203人が合格 21年度の国家公務員試験

 人事院は24日、バブル崩壊の影響で就職難となった「就職氷河期世代」を対象とした2021年度の国家公務員統一採用試験で、203人が合格したと発表した。統一試験は20年度に続き2回目。採用予定数(167人)を上回るのは2年連続となる。人事院担当者は、各省庁が積極的に人材を採用した結果とみている。

 引用元:共同通信2021/12/24(金) 10:00配信

自己責任という言葉で片づけるには厳しいものがありますが、そうならない為にも自分の人生は自分で切り開けるようにしたいものです。

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みなオジアバター

港区オジさん(みなオジ)です。
長い極貧オジさん生活を経て、いつの間にか小金持ちのアーリーリタイアオジさんにクラスチェンジしました!
投資家と司法書士の肩書を有する一方、妻の尻に敷かれるちょい駄目オジさんの異名も持つ。