港区おじさんのつぶやき

楽をするのはいけない事か?(後篇)人生は有限であるという話

投稿日:2020年10月11日 更新日:

 

ハイテク設備

限りある人生を効率的かつ豊かに過ごすために、ムダを排除し本来時間をかけるべき物事に注力すべきという、みなオジの新「医・職・充」理論。後編では具体的に私を虜にし、多大なる有意義な時間を生み出してくれたマンションの設備を説明していこう。

ディスポーザー

 ディスポーザーはスケールメリットの代名詞といえるマンションならではの設備だ。ディスポーザーはキッチンのシンクに取り付けらえたゴミ処理機である。粉砕したゴミを処理する浄化槽が地下に付けられており、これを後付けするのは面倒かつ維持費が掛かるのである。そもそも排水処理の無いディスポーザーは、東京都を含め半数の自治体では許可されておらず、都内でディスポーザーを付けるのは戸建では大変なのである。最近では大規模マンションであれば、都内の中位グレードの物件でも標準設備でディスポーザーがついており、スケールの恩恵を受ける代表格の設備といえよう。

みなオジは一つ前のマンションからディスポーザー付きのものを買ったが、もはやディスポーザーの無いマンションには住むことができない(いや、妻が許してくれない)。何といっても、圧倒的にごみの量が減る。キッチンの三角スペースも不要。若いころに住んでいたボロアパートのキッチンには夏になると常にコバエが飛んでいた思い出があるが、我が家ではコバエはここ10年以上お目にかかったことが無い。また、台所からの生活臭からもオサラバである。まあ、鉄筋コンクリート造の建物は密閉性が高いので、ゴキさんなどの虫系の悩みからも解放されるというのは大きなストレス減になった。

各階ゴミ捨て場

 実は、みなオジはゴミ捨てにトラウマを持っている。20代に住んでいた、とあるボロアパートの近くにゴミパトロールおばさん(隊長?)がいて、ゴミ出しの時間からゴミの分別等厳しい監視をしていたのだった。ある日、早朝に玄関をノックされて「これあなたが出したごみ袋でしょ?今日はもえるゴミの日なんだから、魚のトレーは云々…」と、どえらい剣幕で迫ってきたのだ。これってつまり、ゴミ袋開けて中身を漁りしましたよね…?と心に抱いた疑問は結局そのおばさんには言う事が出来なかった。これ以降、ゴミ出しが恐怖になったのは言うまでもない。これに対してマンションでは基本的に、大まかな分別は行うものの、24時間ゴミ出しOKであり、ゴミ出しカレンダーを見る必要はない。加えて、今私が住んでいるタワーマンションでは各階にゴミ置き場があり、ゴミ袋を持ってエレベーターに乗る必要が無い。エレベーターでゴミ袋持った状態で人と乗り合わせるのはできれば避けたいという事もある。これにより、基本的に居室にごみ袋が貯まることはなく、上記で挙げたディスポーザとの相乗効果で、室内の生活感はグッと減ることになるだろう。

食洗器

みなオジ家では、みなオジの数少ない担当家事の一つが、夕食の後片付けだ、といっても、これは食洗器があるから基本的に、食器を洗うという事はない。もちろん洗い落としが不十分で、妻からどやされることも無い。というか、食器を投入することはもはや家事ではないのではないかと内心思っている。

泡泡泡ちなみに食洗器に普通の食器用洗剤を入れると、こんな大惨事になりますのでくれぐれもご注意を…

床暖房

 雪国育ちのみなオジにとって、東京の冬は非常にヌルいと上京前は思っていたのだが、これは大きな間違いであった。北国はそもそも住空間が耐寒仕様となっているわけで、意外と東京のアパートなどの木造住宅は隙間風が入ってくるのだ。これは、みなオジがボロアパートに住んでいただけの問題だったのかもしれないが、暖房をフル稼働させてもなお布団で震えるという衝撃の体験をする事になった。床暖房は、正確には時間短縮設備ではないが、冬にコタツから抜けられなくなるという、行動上の制約から解放されるという意味で時間を有意義に使う事に繋がった。ほかにも、石油系の暖房設備と異なり、空気を汚すこともなく、床から温まるので暖房効率が良く、湿度も保たれるので、風邪をひくことも無くなり、非常に生活感を上げるものであると感じる。

子供のころから、ハイテク設備に囲まれた生活が当たり前の人と違って、みなオジの様なボロアパートスタートの人間には、その違いがとても大きく感じられるのである。結局のところ、いくらIT化が進もうが、人間はリアルに生きる生物である以上、生活を充実させる基礎となる住空間はおろそかにできないし、生活のクオリティを下げることによって、「医・職・充」の、「医」:病気など余計な出費と時間を使う事になり、「職」:仕事にも集中できず、結果的に収入が伸びずに更に生活の質を落とすという悪循環に陥るという事になる。何より冒頭で挙げた「時間」という有限な資産をムダに消費することになるのである。「充」は、まず最初に改善しなければならない領域である。

住宅にお金をかけることは贅沢ではない。むしろ自分への投資に等しいといいたい。みなオジも基本的にはケチで服や趣味にお金をかける方では無いが、こと住宅に関する事には、惜しげもなくお金を投入することにしている(結果、人生も非常に順調になったと断言できる)。

ちなみにみなオジは最近「家事代行サービス」を利用しようかと検討中である。費用的にも掛かるイメージだが、更に自分のビジネスや趣味や勉強に時間を割くことができるという意味で、有限の時間をお金で買うという究極の選択ではないだろうか。

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港区オジさん(みなオジ)です。
長い極貧オジさん生活を経て、いつの間にか小金持ちのアーリーリタイアオジさんにクラスチェンジしました!
投資家と司法書士の肩書を有する一方、妻の尻に敷かれるちょい駄目オジさんの異名も持つ。