今回ご紹介のグルメは港区を離れて中央区となります(ちょっとしたタイトル詐欺)。いきなりの路線変更かと思われた方もいるかと思いますが、今回はみなオジブログのもう一つの柱でもあるロレックスマラソンに関連したグルメ情報です。
目次
都内でロレックスの正規店は何店舗?
日本の首都である東京は、各ブランドの販売店が多く集まるエリアです。最近みなオジがハマっているデイトナマラソンで巡る店舗はロレックスの「正規店」のみですので、店舗数が限られており、回りたい放題という訳にはいきません。
ちなみに、皆さんは都内のロレックスの店舗数がどのくらいあるかご存じでしょうか?都内には羽田空港の免税店を入れると16店舗あります。
港区の正規店は意外と少ない?
港区に関しては意外にも六本木ヒルズに入っている1店舗のみで、店舗数では中央区(6店舗 ※正確には、大丸 東京店は千代田区ですが)の後塵を拝しています。みなオジの自宅からは六本木ヒルズのブティックが近いので、マラソンの際は六本木を軸に回りたいのですが、効率面を考えて銀座エリア、日本橋エリアといった「ひと固まりのグループにして」回ることが多いです。
デイトナマラソンをしたことが無いという人は、「都内の正規店ってどこにあるの?」といった、右も左も分からない状況ではないかと思います。また、新たな店舗が出来たり、逆に撤退やブランドの取り扱いを止めたりしているので、ベテランランナーが以前通っていた店舗は既に無い(移転した)場合もあります。
GINZA SIXに入っている店舗と並木通りの店舗(レキシア)はどちらも2017年に新規または拡大移転した店舗ですし、みなオジが外商でお世話になっていた「松屋銀座」はロレックスの取り扱いを終了してしまいました。
という訳で、いい機会ですので都内のロレックス正規店2021年最新版を作ってみました。緊急事態宣言下で営業時間が多少イレギュラーとなっているので、営業時間等も参考にして、「デイトナマラソン」に役立ててください。
正規店が入っている百貨店等 (ブティック) | 住所 | 営業時間 |
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①ロレックス ブティック 六本木ヒルズ | 港区六本木 6-12-4 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り | 12:00~20:00 当分の間土日休業 |
②レキシア銀座 並木通り本店 | 中央区銀座 7-6-19 | 11:00〜19:30 |
③ロレックス ブティック レキシア GINZA SIX 店 | 中央区銀座 6-10-1GINZA SIX 1階 | 11:00〜19:00 |
④ 三越銀座 | 中央区銀座 4-6-16銀座三越 新館4階 | 10:00~18:00 |
⑤大丸 東京 | 千代田区丸の内1-9-1 10階 | 10:30~19:30 |
⑥日本橋三越 | 中央区日本橋室町1-4-1 本館6階 | 10:00~18:00 |
⑦タカシマヤ ウオッチメゾン | 中央区日本橋 3-1-8 1階 | 10:30~19:30 |
⑧三越伊勢丹 新宿店 | 新宿区新宿3-14-1 本館4階 | 10:00~20:00 |
⑨小田急百貨店 | 新宿区西新宿1-1-3 5階 | 10:00~20:00 |
⑩京王百貨店 | 新宿区西新宿 1-1-4 1階 | 10:00~18:00 |
⑪新宿髙島屋 | 渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 4階 | 10:00~18:00 |
⑫玉川髙島屋 | 世田谷区玉川 3-17-1 本館1階 | 10:00~19:00 |
⑬東急百貨店 渋谷本店 | 渋谷区道玄坂2-24-1 5階 | 10:30~18:30 |
⑭東武百貨店 池袋 | 豊島区西池袋1-1-25 6階 | 10:30~19:00 |
⑮西武池袋 | 豊島区南池袋1-28-1 6階 | 10:00~20:00 当分の間土日休業 |
⑯東京国際空港 | 大田区羽田空港 2-6-5 国際線旅客ターミナル3階 | 7:30~12:30 |
表を作っていて、みなオジ自身も10年位前の状況を思い起こすことが出来ました。当時あった正規店のうち、いくつか無くなっていますので久々にマラソンを再開する人は注意してください。
ちなみに都内に16店舗あるというのは、皆さんどう感じますか?個人的には都道府県別で見ればロレックスの正規店が無い県の方が多く、まさに都内一極集中、恵まれているなぁ、といった印象です。(もちろん正規店は無くても、家電量販店や並行輸入店などが並行品を取り扱っているので、基本的には何処に住んでいても(定価+アルファで)購入することはできますが、やはりロレックスマラソンの醍醐味は正規店でしか味わえないものです。)
さて、ロレックスマラソンを苦痛なく続けていくには、「いくつかのコツ」があると思っていて、そのコツの一つに「他にも楽しみを作る」というのがあります。
例えば、タイムアタックを行って、最短記録で正規店を回る記録更新を目指すとか(やり過ぎるとホントの「マラソン」になってしまいそうですが)、自分の好みの店員さん(女性に限らず)を見つけ、その人と話をする(もしくは顔・名前を覚えてもらう)とか、いくらでも自分に合ったサブクエストを考える事ができると思います。
かくいうみなオジは、健康増進のために自転車や徒歩で回る「健康チャレンジ」や、マラソンコース内で飲食店の名店を探し、(体力回復の為?)美味しいモノを食べまくる「グルメラリー」(せっかくの「健康チャレンジ」と相殺されますね…)を実践しています。
という訳で、ロレックス正規店のメッカというか最近では最激戦区ともいえる銀座~日本橋エリアにあり、マラソンで消耗したみなオジの体力を回復してくれる飲食店をご紹介しましょう。
銀座の給水ポイント「煉瓦亭」
まだ、洋食というものが日本の食卓で定着していなかった明治28年に創業した洋食屋の開祖の様な店です。なじみのあるところで言えば、NHK朝ドラ「ごちそうさん」(女優の杏さんとアイツの馴れ初めのドラマ)のモデルとなったのが、この「煉瓦亭」です。
住所:東京都中央区銀座3-5-16 東京メトロ銀座線他 銀座駅 徒歩1分 営業時間:月~金 11:15~15:00,16:40~21:00 土 11:15~15:00,16:40~20:45 定休日:毎週日曜日 座席:110席 |
洋食屋さんを取り上げるのは、前回の麻布の大越に続き2回目です。そこでも語ったように、洋食屋さんは貧乏時代の学生が少し贅沢して食べる様な感覚で行ける店と少し敷居が高い伝統のあるお店がありますが、煉瓦亭はまさに後者のお店です。
場所的には銀座駅で降りてすぐのところですので、11時頃に駅に着いて、まず腹ごしらえをしてから銀座の3店舗を回る起点にするか、3店舗すべて回ってから失意の下、反省会を兼ねて体力を回復するか…という使い方かと思います。そして、この給水ポイントをバネに日本橋の3店舗へ繰り出すというのもアリかもしれません。
前回食べた時は、みなオジはポークカツレツ、連れは明治誕生オムライスを頼みました。(ちなみにオムライスはノーマルなオムライス(写真のモノ)と卵で包まない「元祖オムライス」があります。)どちらも煉瓦亭の定番なので、初めて行く際はどちらかをオーダーするのが良いでしょう。通常は1階2階のテーブル席に通されますが、3階にはお座敷があります(みなオジは個室利用の経験はありませんが、歌舞伎役者を始めとする芸能人がお忍びで利用されるみたいです)。
日本橋の給水ポイント「BANANA JUICE TOKYO」
さて、銀座のマラソンでは満ち足りないという業の深いランナーは、煉瓦亭で腹を満たしてから日本橋まで足を延ばすことになります。昼は洋食をレコメンドしたので、日本橋では少し毛色を変えたお店(しかも、ロレックスマラソンランナー御用達)をご紹介しましょう。それが、「BANANA JUICE TOKYO」という、バナナジュース専門店です。
住所:東京都中央区日本橋3-7-14 ジャンル:ジュースバー 営業時間:[月~金] 08:30〜10:00 LO10:00 11:30〜19:00 LO19:00 [土・日・祝] 11:00〜17:00 LO17:00 |
2020年1月オープンの東京駅の程近くのフレッシュジュース屋さん。ロレックスの店舗で言うとタカシマヤウォッチメゾンの至近です。
『日本一のバナナ熟成師に仕立てられた究極のバナナ「ばななの王さま」を使用した最高峰のバナナジュース専門店』という触れ込みで、色々なメディアで取り上げられていたようです。みなオジが知ったきっかけは、「モヤモヤさまぁ~ず2」という街ぶらテレビ番組で取り上げられて事からです。
バナナはどちらかというと嫌いなみなオジですが、番組内でお店とロレックスオーナーに対する、「あるサービス」が紹介されていたことから、まさに、みなオジが来るべき場所なのではないか?という事で実際に行ってみました。
ちなみにあるサービスとは、ジュースを購入した人がロレックスオーナーである場合、チンチロリン(3つのサイコロの出目で勝敗を決める博戯)ゲームにチャレンジでき、出目によってトッピングや1杯サービス等の特典をもらえるというものです。
ちなみに、ロレックスオーナーの定義は緩く、購入時に腕にロレックスを巻いていれば、自分のものでなくてもノープロブレムの様です。ジュースだけでなく、サービスについても「甘い」優しいお店です。また店内には、ロレックスの雑誌などが置いてあり、コロナ禍でなければお客同士で時計談義に華を咲かせられる様なゆったりとしたスペースもあり、ロレックスファンが集うスポットとしても注目されています。
BANANA JUICE TOKYOのロゴは気のせいかロレックスの王冠マークをオマージュしている感じが…
みなオジがこの日オーダーしたのは、一番ノーマルなバナナジュース(500円)。先にも言った通り、みなオジはバナナはそれ程好きという訳ではなく半分以上ブログネタとして購入したのですが、見た目と違い、しつこ過ぎずとても飲みやすかったですね。暑かったせいもあって、一気に飲み切ってしまいました(1杯でバナナ1.5本分が入っているとの事でしたが、絶妙な割合で牛乳で割られているせいか、すっと飲む事ができました)。
砂糖不使用、無添加なので日々消耗するサラリーマンはもちろん、ロレックスマラソンで疲れたランナーの疲労回復にも効果テキメンです。(但し、マラソン成功を約束するものではありません…)
ちなみに、番組でも取り上げられていた「チンチロリン」ですが、みなオジが行った時には既にサービス終了していました…店員さんに聞くと、ロレックスから当該サービスの差し止めを通告する内容証明郵便が届いたようです。
今は亡き「チンチロリン」サービスを偲ばせる、茶碗…
良くも悪くも、番組で取り上げられた反響が強すぎたようです…この裏エピソードを聞いて、みなオジもロレックスの本気を垣間見た様な気がします。
一方で、ブランド・マネジメントこそが一流ウォッチメーカーの生命線であることも再認識させられます。コピー品の取締り等直接のブランド毀損のみならず、このようなフリーライド系のキャンペーンの排除などにも全力で取り組む姿勢は素晴らしいなと感じました。(いきなり、内容証明を送られた店側は面と食らったと思いますが…)