みなオジです。お久しぶりです。前回投稿からかなり日を開けてしまいましたね~。
日が開いてしまったのは特に意味はありません。ネタ切れでも無いですし、健康上の問題も無くプライベートも含め充実の日々です。
それが証拠につい先日もロレックスを購入してしまいました。
昨年からロレックスを取り巻く状況は結構変わってしまったのではないでしょうか。今回はロレックスを取り巻く環境の変化をお伝えしましょう。
目次
値上げの嵐
前回のロレックス関連の投稿は昨年の9月1日でして、そこでは値上げ(しかも年内2回目)について、ため息交じりに語った記憶があります。その時は「値上げは風物詩」と言いましたが、2023年の1月に早々に値上げが行われました。
前回のブログではGMTマスターエバーローズゴールド(Ref.126715 CHNR)を例に出しましたが、前回の改定で4,676,100円(2020年の価格は4,050,200円)(税込)となっていた価格が、今年1月の価格改定で4,826,800円となっています。
しかも3月1日からはメンテナンス(オーバーホール、ベルト交換)の費用も上がってしまいました。この調子ですと、年内にもう一度値上げがありそうです(あきらめ顔)。ちなみにみなオジ的には、ロレックスを複数所有しているので、オーバーホールの費用の値上げもボディブローのように効いてきます。
関連過去ブログ:ロレックス狂騒曲は→コチラ
私が所有しているデイトナだと2万円程値上がりして、店員さんとの話によるとついに10万円の大台に乗ってしまったそうです。最近購入したものだと、最初のOHまで10年位が目安(特に不具合が無ければの話)ですので、年1万の維持費と考えれば大した額ではないですが、コンスタントに5本、6本と所有していると中々馬鹿に出来ない出費です。
正規店の閉店問題
先程の価格アップもダメージですが、もう一点ロレックスマラソンランナーの頭を悩ます出来事が。それが国内正規店の閉店(取扱終了)です。中には、百貨店の改装などでやむを得ず閉店してしまうという理由もありますが、全国単位でみても閉店する店舗が続出しているという状況です。最近の品薄に更に拍車がかかるのでしょうか…
まあ、在庫がない状況なら店舗開けてても仕方が無いですし、百貨店のテナントとして入っている店舗は外商にかなりの数が流れてしまっているんじゃないかと思いますがね。(みなオジは百貨店で購入した経験もあるので、真相は分かりませんけど…)
入店予約制度
ここ最近、入店予約制度を取り入れる正規店、(都内だと新宿高島屋、東京大丸)が出てきましたけど、アレ正直辞めて欲しいんですよね~。というのも、予約制度が始まって以来、その店舗に一回も入れたことが無いからです。まあ、みなオジがマメにWEBで予約状況の確認をしないというのもありますが、予約できる枠が全くありません。
毎日100人のお客さんに「申し訳ありません、品切れです」というセリフを繰り返す店員さんが気の毒だというのも理解してますけど、逆に幸運にも来店できた客に対して、その時提案できる商品が無かったら、そっちの方が気まずくないですか?それとも提案できる商品がある時だけしか予約枠を開放しないという仕様でしょうかね。
ロレックス販売員の暴露?
つい先日ツイッターに元ロレックス正規店販売員を名乗るアカウントがあって、そこで販売現場の裏側を明かすというツイートがありました。ロレックスファンの間では結構騒然となったようで、前々から噂されていた憶測などが再度吹き上がっています。
まずは、販売店のコンプライアンス問題ですが、これは販売店ではよくある話で、パワハラ等は日常茶飯事の様に起こっていたようです。多くは販売員の質の低さに起因する問題かと思いますが、パワハラは販売職はノルマの問題が多くを占めることから、品薄でむしろ客を選び放題のロレックスにおいても現場が殺伐とすることがあるというのは正直驚きです。
次に、ロレックスは実は品薄なのではなく、店側で在庫操作をしているというリークも飛び出しました。これについてはバックヤードの画像も証拠として上がっていました。
更に驚きの情報として、店舗のマネージャークラスが横流しして、不法に利益を得ているという事です。この噂は以前から、ロレックスファンの界隈で都市伝説の様に言われていたことですが、ここにきて真実味を帯びたものとなっています。
みなオジ的には、メーカーではありえないでしょうが、(正規販売店とはいえ)末端の店舗といった遵法意識の乏しい組織ではある程度は起こり得る事なのかなと思っています。
もっと言えば、対外的にはロレックスは予約販売はしないとアナウンスしていますが、上得意の客に対しては、電話で営業して優先的に販売しているでしょう。根拠は、みなオジがまさにそれで購入しているからです。
実際に商談ルームには、取り置き用の(かどうか知らんけど)棚がありますので、ペーペーの販売員がバックヤードに在庫確認しても全部を確認できている訳ではないのです。つまり、彼らの「在庫ありませんでした」という言葉には嘘は無いものと思いますが、正確には「私の見える範囲での在庫はありませんでした」という言い方が正しいのかも知れませんね。
最近の価格動向
これも、ロレックスファン(と転売ヤー)の界隈で、話題となっている事ですが、並行価格が軒並み下がっているというのです。正しくは下がっているというよりは「落ち着いてきた」という方が正しいという気もしますが、これには中国のバブル崩壊などの影響と言われています。
2月は中国の旧正月(春節)で長期休暇に入る為、コロナ前は銀座や六本木等に中国人が大挙して押し寄せ、ブランド品をあらかた爆買いしていったのですが、最近は渡航制限もあり、中国人の姿は減ったように思います。更に景気後退もあり、以前の様な爆買いの勢いも影を潜めている様に感じます。
この事は、昔からのロレックスファンには、有難い反面若干悲しいという感覚というのが正直なところではないでしょうか。もちろん、転売ヤーが退場し、購入しやすくなったというのは良い事なのですが、肌感覚的には相変わらずプロフェッショナルモデルに出会うのは奇跡だという感じです。
ちなみに価格ドットコムに挙げた価格推移のグラフを見ると瞬間的に挙げている様な感じですが、これは3月下旬にジュネーブで開催される最大級の時計の見本市であるWatch & Wonders Geneve2023(ウォッチズ アンド ワンダーズ )で新作発表などが控えている為に乱高下しているものと思います(改めて怖い世界や…)。
風の噂ではデイトナに動きがあるとの事です。毎回、怪情報に惑わされるのですが、噂に振り回されることも楽しいと思える不思議な感覚に陥ります。今年は3月27日に開催され、48のブランドが出展されます。ロレックスもサプライズ発表があるか今から楽しみですね。