先日のブログで、岸田総理の着けている時計が怪しからんという司法書士のツイッターが大炎上しているというニュースを紹介しました。
関連過去ブログ:岸田総理の腕時計論争は→コチラ
その時はみなオジも、その司法書士のツイートはナンセンスだ!余計なお世話だ。むしろいいチョイスだろぉ。と、その司法書士に反論したのですが、今回はその後日談です。
岸田総理に一杯食わされましたよ。週刊誌の報道によると岸田さん(急に馴れ馴れしい)も、我が同士「デイトナ―」という事でした。
岸田文雄首相「300万円ロレックス」から “安倍晋三氏とお揃い” セイコー「アストロン」に…不満抱える新 “闇将軍” に忠誠アピール
本誌は岸田首相の “時計遍歴” を目撃していた。2018年、自民党本部で開かれたイベントに登場した岸田政調会長(当時)の左腕にあるのはアストロンではない。ファッション誌関係者に、その写真を見せるとこう教えてくれた。「これはロレックスの人気モデル『デイトナ』です。モデルは1988年に発売開始されたものでしょう。デイトナは流通量が少なく、めったに定価では買えません。このモデルを今、買おうとすると、300万円前後になると思います」
引用元:FLASH10/13(水) 6:02配信
ネットの画像でも拝見しましたが、ステンレスデイトナの黒文字盤です。ネットの情報ですが、1988年頃のモデルという事でリファレンスナンバーで言うと16520かも知れません。(オークションサイトで検索してみるとコンディションにも左右されるものの、中古でも400万円は軽く超えてくる感じです)
いつ購入したモノか分かりませんが、いずれにしてもかなり入手困難なモデルである事には変わりません。購入当時は正規店か並行店のどちらで購入したんでしょうか。並行店ならばプレミア価格で購入したことになりますが、新品で正規店で購入していたのなら、まさに慧眼と言わざるを得ないでしょうね。
ちなみに記事では、「8月26日、総裁選への出馬表明をした際には、岸田氏の腕時計はデイトナからアストロンに変わっていた。」とあり、これまでの日常使い、つまりお気に入りはデイトナだったという事だったんですね。世を忍ぶ仮のアストロンだったのか…
目次
複数持ちの可能性は?
気になるのは、岸田総理は他にロレックスを持ってるのではないかという事です。同じロレックスオーナーとして言えるのは、1本ロレックスを購入すると、次に買う時計もロレックス率が高くなるという事です。とはいえ、既にデイトナを持っている事を考えると、次に買うのが普通のモデルになるとは思えないんですよね。でも、そうなると、レアモデルゲットの為に正規店に足繁く店に通うか、金に有無を言わせて並行店で目当てのモデルを狙い打ちするかのどちらかという事になります。
総理の座をつかみ取れるくらいの星の下に生まれているので(資金的にも)デイトナ位簡単に入手できるかもしれませんが、まさか公設秘書にロレックスマラソンさせてたりしてないですよね。
アストロン購入の経緯に2度ビックリ
記事の内容では、アストロンの購入経緯について、以下の様な記載(自民党議員のコメント)が添えられています。
「このアストロンは外相当時(2012年から2017年まで在任)に購入したようだ。菅(義偉)さんに負けた2020年総裁選や、今回の総裁選の際に腕時計をデイトナからアストロンに変えていたのには『国民の目にふれるから』という理由もある。だけど、もうひとつの理由は安倍さんがずっとアストロンを愛用しているからなんだ。安倍さんへの気配りなんだよ。岸田さんは安倍さんが首相当時に身に着けていたモデルと、まったく同じアストロンを使っているんだ」 |
こう見ると、岸田さんもしたたかというか「あざとさ」を感じてしまいますね。議員、大臣と上り詰めるにはこのくらいの気配りや戦略が必要なんでしょうね。もし、みなオジが安倍元首相の立場だとして、部下(後輩?)が同じ時計を着けてきたら嬉しい1%、怖い(何を期待されているのかという不信感)99%なんですが、体育会系なノリだとそういうあからさまな媚びって可愛がられるものなんでしょうか??
例の司法書士が33万円のアストロンにかみついた時、当の本人は「デイトナ」まで波及するかもと、違う意味で焦ったかも知れませんね。
首相になった後はデイトナに戻すのか?
このような記事が出ると気になるのが、今後、岸田さんはデイトナに戻すのかという点です。これだけ注目がされてしまうと、アストロンからデイトナに戻すのがしんどくな(戻し時が分からない)と思うのですがどうでしょうか?
晴れt首相にもなったし、総選挙後に(おそらく)外遊が控えていると思うので、いっそのこと、新たに第三の時計をお披露目するというのも面白いかと思い、みなオジで勝手に三本目を選んでみました。
みなオジが勝手に選んでみた
先述の通り、岸田さん本人はロレックスに執着して他のモデルを購入してしまいそうな雰囲気がありますが、ロレックスの印象が強くなり過ぎないように敢えて違うブランドに変えてみるというのも面白いかも知れません。あと、大まかな方向性を決める必要がありますが、1本目(デイトナ)はスポーツモデル、2本目(アストロン)は国産実用時計なので、3本目はドレスウオッチというのはどうでしょうか?一国の首相という立場でもありますし、式典や晩餐会などへの出席もあるかと思いますので。もうドレスウォッチ持ってるよ、という可能性もありますが、一つこんなのはどうでしょう。
ランゲアンドゾーネ サクソニア アウトサイズデイト
ドイツの老舗ランゲアンドゾーネのサクソニア・アウトサイズデイトをおススメしたいと思います。実は密かにみなオジが欲しいなと思っているモデルなのですが、お勧めしたい理由はデイトナホルダーである事が周知の事実になったので、金額面を気にする必要は無くなった事と、アストロンにしてもデイトナにしてもやや年齢に合わなくなってきたという事でしょうか。
総理大臣である以上、ある程度のランクの時計は必要です。アストロンは日本ではそれなりに認知されていますが気品に溢れた時計かと言われると若干疑問符が残りますし、デイトナも知名度は抜群ですが同時にイケイケ感が出てしまうので少し抑えめにしたいという事を考えると、サクソニアはそれらのバランス感が良いのではないかと思うのです。
もちろんドレスウォッチ特有の扱いずらさ(防水機能面)はありますが、その分薄く取り回しも良く、スモールセコンド(文字盤下部の秒針窓)とアウトサイズデイト(文字盤上部の分割日付窓)で視認性も良いので、スマートな大人の腕時計と言えます。何より、岸田さんは歴代総理の中でも知的でスマートな部類に入るのではないかと思うので、ランゲでも珍しいシックな黒文字盤をチョイスしてみました。
また、ランゲの代名詞ともいえるシースルーバックから見えるムーブメントは見ていると心が落ち着く(みなオジだけ?)ので、激務で心労が溜まる総理の執務中でもひと時の癒しになるのではないでしょうか。(見ている暇もないかも…)
最後に
最後の時計選びは(かなり)余計なお世話だったかも知れませんが、先日、同業司法書士が失礼な発言をしてしまいましたので、みなオジがお詫びのしるしとして不躾ながらご提案させていただきました。是非ご検討いただければと思います。