ロレックス

デイトナとキムタクとスギ(パート2)

投稿日:2021年7月23日 更新日:

ホテル:サン柳亭 若女将ブログより
なんだかんだで、時計押しだゼェ!

前回(パート1)では、思いのほかキムタクへの熱い想いがあふれ出てしまい、上の「スギ」まで話が及びませんでした。かといって、スギちゃんネタだけでは文量が不安なので、途中からワイルドな口調でロレックスの最新情報をお伝えするゼェ!

関連過去ブログ:デイトナとキムタクとスギ(パート1)は→コチラ

スギちゃんとデイトナ

意外と言うか、意外じゃないというか、スギちゃんが冒頭の写真で身に着けている腕時計もキムタクと同じデイトナ(だが、見た目別モン)、レパード(2004年より製造開始)と呼ばれるモデルです。

まあ、何と言うか、デザイナーが熱にうなされながら作ったかの様な異色なモデルですね。同時に感心するのが、こんなにケバいお化粧を施されても、存在感を維持しているデイトナの適応力とでも言いましょうか。まあ、デイトナ自身も完成されたデザイン性を誇るモデルですので簡単には負けないですね。

コスモグラフデイトナ116598SACO
購入時の並行店価格は648万円
(参考定価:737万6400円)

カッコいいかどうかはさて置きつつ、付けて行く場所がかなり限定されそうな癖の強い外観ですね。ベゼルには36個ものコニャックサファイア、ケースフラッシュフィット(ラグ)部分には48個ものダイヤモンドがあしらわれた眩いデザインです。

じっくりと見ると、改めてムチャクチャぶりが伝わります。腕時計(ブランド・モデル)には、長年培われたイメージが付きますが、レパードはまさに「破天荒」という言葉がぴったり当てはまります。ロレックスは、とち狂って話題性を求めてまれにこの様なイカしたモデルを発表する事があります。ロレックスの中ではデイトナだからこそ、このようなチャレンジをしたのかもしれませんね。(同じ高価格帯のデイデイトには、そこまでの冒険はさせていないので)

デイトナと言えば、実勢価格が定価以下に下がったことが(ほぼ)ないモデルとして有名ですが、こと、レパードに関してはどうでしょうか?発売当時は並行店価格は定価を下回っていたようで、最近でも他のモデルの高騰を横目に比較的おとなし目な値動きだったらしいですが、最近このレパードが急騰しているというのですから、景気やお金は人を変えてしまう魔力を持つと言わざるを得ません。

さて、スギちゃんがこの時計を購入するに至った経緯ですが、これも、みなオジブログで良く取り上げるとんねるずの「時計を買う」シリーズによるものです。

放送当時(2013年)のスギちゃんがどの程度稼いでいたか分かりませんが(トーク中で預貯金額は何千万円はある様なやり取りをしていました)、最後の方は半分やけくそ気味に買ったのではないでしょうか?とはいえ、選択の余地(ジェイコブ・フランクミュラー・ウブロ)もあった中で、最初にレパードを腕にはめた時にはデザインがカッコいいと言っていましたので、ある程度は気に入っていたと思います。最初に時計を試した後に「この時計、電池交換できるのか?」と心配していたくらい腕時計には知識も興味も無かったようです。

こんなスギちゃんだからこそ、時計が投資対象となるなんて思って無かったはずです。このロケでリセールのつかなさそうなクセの強すぎる時計を選んだのはスギちゃんがワイルドだからでは無く、単なるノリでしょう。(まあ、スギちゃんに勧められた腕時計は、デザイン的にも価格的にも、どれもワイルドな時計ばかりでしたけどね。)

今売ったら1,000万円越えだゼェ

こうして、スギちゃんがタカさんのプレッシャーで持ち前のワイルドさで手に入れたデイトナレパード(約650万円)ですが、今では実勢価格で1000万円を大きく超えています。いやぁ、良かったですね。予算をケチって中途半端な時計を購入していたら売却時に損をしていたでしょう。それ以上に、自身の成長ビジネスチャンスも失っていたかも知れません

と言うのも、スギちゃんがデイトナを着けて街を歩いていると、色々な人から方から、「時計見せて」とか「写真撮らせて(時計だけ)」等と声を掛けられるそうです。こういったファン(なのか?)とのやり取りも、購入から数年経ったいまだにトークネタになっている様ですので、時計そのもののリセールを考慮せずとも、このヒョウ柄のデイトナの存在で「スギちゃん=ワイルド」をより一層際立たせる事に成功したと言えます。

この時計購入の放送回も含め、デイトナレパードはスギちゃんの芸の肥やしとして様々な形でプラスの効果をもたらしています。こうなると、一見ただの浪費にみえる650万円の腕時計の購入ですが、金銭的な投資に留まらず、自己投資の域まで達したと評価できるでしょう(そもそもスギちゃんには腕時計投資の意図は無かったと思われますが…)。おそらく、腕時計がらみの出演オファーで購入額くらいはペイできたのは無いでしょうか。

ロレックス値上がりだゼェ!

さて、スギちゃんネタもこれ以上引っ張るのがきつくなってきたので、ロレックスにまつわる最近のトピックについてお伝えしましょう、だゼェ。

チューダー ブラックベイ Fifty-Eight 79030N
399,300 円( 税込 )

何と、2021年8月1日に日本ロレックスでは全商品(及びオーバーホール代)を5%値上げすると発表しました。まあ、毎年ジワジワ値上げをしているイメージがありますが、昨年は消費増税の影響も重なり一部定価を据え置いたモデル(エクスプローラⅠ等)もありました、今年は一律値上げという事です。ちなみに今回の値上げでは、弟分(ディフュージョン)ブランドである「チューダー」の価格も併せて改定されるそうです(マジか…)。

チューダーって知ってますか?

チューダーのブランドロゴ

チューダーは2018年に国内に正規店が進出し、認知度も高まってきました。昔は「チュードル」なんて呼ばれてましたっけ。

口の悪い人は、「チューダーなんかロレックスの劣化版メーカーだ」等と言いますが、ロレックスファンとしての贔屓目を抜きにしてもカッコいいデザインと思います。使っているパーツなどはロレックスと同じ訳で、それでいてロレックスの半値というのは非常にポイントが高いと思うのですが。

ロレックスに興味があるがいきなり100万円は出せないな~、と迷っている人には非常におススメのモデルと言えます。価格が安いと言いましたが、正規店では手に入らないというのはロレックス兄貴と同じで、今後の成長が見込めるブランドだと思います。

直近3年間の値上げの推移

みなオジが先日購入したエクスプローラⅡ、サブマリーナデイト(黒サブコンビ)の価格推移を見てみましょうかね。特にエクスプローラーⅡは、2021年4月に新型に切り替わった際にも値上げと言うか新価格での登場でしたので、2段階高くなった印象ですね。ロレックスの中では機能が揃っている割には価格が抑えられていてお買い得なモデルだったのですが…100万円越えも間近といったところでしょう。みなオジが新卒の頃は45万円位で購入(しかも並行店では、もう少し安く購入できたような気も…)できたんですけどね。

エクスプローラーⅡサブマリーナデイト(コンビ)
2019年Ref.126570 831,600円→853,600円Ref.116613LN/LB 1,393,200円→1,487,200円
2020年Ref.126570 853,600円→875,600円Ref.126613LN/LB(モデルチェンジ) 1,509,200円
2021年Ref.226,570(モデルチェンジ) 898,700円
   8月1日~→943,635円
Ref.126613LN/LB 1,509,200円
   8月1日~→1,584,660円

今回のロレックスの価格改定はあくまでも日本国内の正規店の話です。これは、またアジア圏のロレックスがヨーロッパ等の価格設定に比べて相対的に安いという要因が絡み決定されたようです。しかし、この価格改定の様子を見るに、ロレックスは昨今の人気に乗って一つ上のステージに進めようという狙いが伺えますね。そう考えれば、価格改定の流れは今年だけではとどまらず、来年以降も引き続き実施されるのではないかと予想しています。

2021年度のカタログが出来てすぐの価格改定?

そういえば、7月に入ってから2021年版のカタログ(カッコつけて言うとbrochure「ブローシュア」ですね)が配布されたようですが、店舗側もプライスリストを作ってすぐに差し替えしなければならないとはお気の毒です(値上がりだからまだ良いか?)。今年の表紙はエクスプローラⅠの新作コンビです。(店頭で見かけることはできないから、カタログ上で見せてあげましょうという優しさなのか…涙)

毎年もらっているロレックスのカタログですが2021年度版は、
やっとこの前いただきました。

並行店の中古相場に影響は?

立て続けに価格改定が起こると、消費者が気になるのは中古相場の動向です。ただでさえ入手困難なこのご時世に価格が改定され。その影響で並行店の販売価格も上がっていくと、ますます人気モデルが入手困難となり、更にランナーが増えて…と値上がりのスパイラルが更に積み重なる気がします。

一方で、ひそかに新価格に市場がついて来れずに客離れが起きるのではないかと思う気持ちもありますが、少なくともここ30年の価格推移を見ても、市場は価格改定に都度追いついてきている(何だったら、価格改定以上に上回る勢いです)ので、短期的な調整期はあっても長期的には上昇傾向は続くのではないかと、みなオジは考えます。

ノーチラスの価格推移

また、並行品市場が盛り上がっているのはロレックスだけはなく、パテック・フィリップ等の3大ブランドも同様でステンレスモデルを中心に価格を上げてきています。

モデルによってはロレックスのプロフェッショナルモデルを上回る価格上昇を見せています。パテックのラグスポモデルの代表格である「ノーチラス 5711/1A-010」は定価3,872,000円ですが、並行店相場は1,600万円、特に今年に入ってからの値上がり幅(900万円→1,600万円)は凄まじいですね。

関連過去ブログ:「ロレックスの魅力~デイトナとか色々と」は→コチラ

ロレックスの野望

ランゲ1・ムーンフェイズ
定価:5,401,000円(税込)

現状で言えば、知名度(ブランド力)の割にロレックスは3大ブランドに比べると、(定価は)お手頃価格と言えます。もっとも、正確には「知名度」と「ブランド力」は似て非なるもので、高級時計のジャンルでは「みんなに知られているから高くなる」という訳ではないのが難しいところです(アパレルで言えばユニクロの知名度はNo,1ですが、だからと言ってアルマーニよりも高い価格設定に出来るわけではないですよね)。

ここ数年のロレックスの価格戦略を見るに、メーカー側もこの伸びしろを並行店に食われるくらいなら、自社定価を上げてプレミアの差額を縮めてやろうという考えと、価格面でも3大ブランドに近づけて(3大ブランドに食い込むとまでは行かなくても)、3大ブランドを含む5強(3大+ランゲ・アンド・ゾーネブレゲ)ブランドの一角を占めてやろうという気概を感じますね。表向きには為替の問題金の価格変動が影響して等と、もっともらしい値上げ要因を挙げていますが、それ以上に日本国内での売れ行きが値上げを後押ししているというのが正確な所ではないでしょうか。

さいごに

今回はキムタクとスギちゃんを比較して考察してみましたが、常に周囲から注目を浴びる有名人の場合、腕時計を通してその持ち主のイメージを増幅させる効果があるのは確かだと思います。ただし、増幅と言ってもアピール次第ではプラスにもマイナスにも振れていく可能性があるので、注意が必要ですが。

スギちゃんの様に人とネタを引き寄せるお守りの様な使い方も良いと思いましたし、キムタクの様に唯一無二の存在感をより高めるオーラとして、プラチナデイトナを身に付けるという方法もあるのでしょう(時計を右腕に付ける、スナイパーエピソードは本当に要らんけど)。

腕時計選びの参考に

一般人である我々も、有名人ほどではないにせよ、それでも「あいつは、ファッションの趣味が良い(悪い)」程度のことは噂されるので、そういう意味では、自分の腕時計が相手にどう映るかを意識して腕時計を選んだ方が良いかもしれません。(そういう意味ではパート1で触れた通り、仕事用の腕時計のランクは役職を飛び超えない方が無難でしょう。)

サラリーマンの不文律

似たような話で、クルマや家に関しても同じ話がありますね。要するに、部下は上司に恥をかかせるようなクルマや家を選んじゃいけませんと言う社会人の不文律ですね。ちなみにみなオジの経験でいうと、とあるマンションに住んでいる時に、自分の会社の役員(取締役)が下の階に住んでいた経験がありました。

ある日、みなオジが出勤時に、下りエレベーターの途中階でその役員が乗り込んで来た事でマンション被りに気づいたのですが、先に気づくことが出来たのが不幸中の幸いでした。もちろん、自分が先に入居していて、その役員が後から賃貸で入居したので、こちらに悪意はない(むしろ、もらい事故の被害者かも…)ケースですが、運が悪ければ逆恨みの対象になり得ます。

一見プライドの高そうな大企業の方がご法度になりそうですが、大きい会社ほど誰がどこのマンションに住んでいるとかどんな車に乗っているかは分からない(最近は個人情報の問題で上司部下が互いの住所知らないという事も普通です)ので、そんなに問題が表面化することはありません。

そういう意味では、人間関係が密になりがちな中小零細企業の方が神経質な所があり、会社の平社員が身分(と言うか給与)不相応のクルマや家を購入したことで、社長から横領等を疑われて身辺調査されるという事もあります(実話)。

また、社内の草野球チームの朝練で、わざわざ部長のミニバンの隣にレクサスを横付けしてどやされた知人ががいました(さすがに、これはアホ。家も近いんだからチャリで来いよ~)。

投資面の考慮は?

腕時計の中でも特にロレックスの場合は投資の観点でも議論になりますが、これに関してはあまり投資根性(どれくらい儲かるか)を前面に出さず、とりあえず自分が気に入った時計を身に付け、後年、新しい時計を購入する際の下取りに出したら軍資金の足しになったというくらいが健全で良いのではないかと思います。(下取り査定額が期待できるからと言って、サーファーでもないのにサブマリーナ購入しても合わないでしょ?)

スギちゃんの場合は、珍しく時計購入が自己投資に繋がったケースだったと思います。一般人でもたまに「自分を追い込むため」とか、「お客さんに一目置かれる(つまり、ドヤる)ため」等と背伸びして高級時計を買う人もいますが、これは浪費の言い訳に過ぎないのでは?と思ってしまします。基本的に自分に似合う腕時計と言うのは、自分の収入・保有資産と価格面でも釣り合っていなければならう、無理して購入しても、それはカッコ悪いと思います(そして、無理してる感(ロレックス着けているのに、昼食がカップラーメンとか)は大抵、バレます)。

画像引用:「Chrono24」
確かに海外の流通価格の方が日本国内より高いことが分かる

価格改定

また、オマケ程度に書いたつもりのロレックスの価格改定ですが、最後に挙げた価格戦略に関しては、みなオジの勝手な想像ですが、世界に比べ日本の正規店で売られる定価は比較的安いというのは事実です。

「Chrono24」という、世界中のロレックスの中古を含む販売価格が比較できるサイト(マーケットプレイス)があり、そこを見れば日本の出展者の販売価格と世界(特にヨーロッパ)の出展者の価格に開きがある事が分かります。その開きの理由は、ロレックスの人気というよりはそもそもの販売定価の開きが影響しているのです。

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港区オジさん(みなオジ)です。
長い極貧オジさん生活を経て、いつの間にか小金持ちのアーリーリタイアオジさんにクラスチェンジしました!
投資家と司法書士の肩書を有する一方、妻の尻に敷かれるちょい駄目オジさんの異名も持つ。