不動産 港区おじさんのつぶやき

マンションギャラリー訪問(パークコート虎ノ門①)

投稿日:2020年10月8日 更新日:

 みなオジはマンションのモデルルームに行くのを趣味としています。こう書くと皆さんの中には、買う気もないのに行くなよ!などとお叱りのコメントをいただくかもしれませんが、みなオジは過去に全く買う気なかったマンションのモデルルームを見に行って、買ってしまったことが何回かあるので、一概に冷やかしとはならないんですよね。別テーマのマンション購入の嗜みでも記載していますが、情報収集や最新マンションの設備やトレンドを知るためにも、個人的には、定期的なマンションギャラリー訪問をお勧めします。(勿論、不動産好きである事が大前提ですケド…)

 さて先日は、港区内で再開発などで話題の虎ノ門物件の目玉である「パークコート虎ノ門」のマンションギャラリーに行ってきました。所在地は東京メトロ日比谷線の「神谷町」新駅の「虎ノ門ヒルズ」の間、南北線の「六本木一丁目」も徒歩圏内です。この物件の売りは、前述の通り新駅の開通と各種再開発が目白押しという事です。みなオジも以前から大注目でモデルルームがオープンしたら行ってやろうと虎視眈々とタイミングを狙っていました。

写真:パークコート虎ノ門HPより

みなオジは事前にWebで資料請求をしてましたが、郵送で届いた資料にはWebの申し込みページは記載されておらず、電話で予約をしてくださいとのことでした。(本気度の少ない人にはそれだけでハードルになりますね)

 現地は自宅から歩いて行ける距離でしたが、マンションギャラリーは三井グランディオ―ソ・クラブという会員制の高級サロンのような建物にあります。三井不動産が売主となる物件の中でも「パークコート」「パークマンション」といった最高クラスのマンションをメインに扱っています。特に、パークマンションは一般向けには販売を予定しておらず(つまり、チラシや広告で集客するのではなく)、三井不動産が持っている顧客リストに個別に営業をするという形になります。私程度の庶民に毛が生えた程度では、到底お声なんぞ掛かりません(卑屈)。この様に成り立ちそもそもが一般的なマンションギャラリーとは格式が違います。別に、一般のモデルルームの接客が悪いとは思いませんし、特に三井不動産は営業レベルも高く極めて紳士的なイメージですが、それを更に上回るレベルの高さです(ソフト面・ハード面共に)。

さて、ギャラリーに到着して、商談ブースに通されます。マンションのランクに比例して、商談ブースのプライバシー性も高まる印象です。大衆マンションの商談スペースですと、広い部屋に簡易仕切りやパーテーションが置いてあるだけといったものもあります。隣の商談内容まる聞こえだった記憶もあります。皮肉にもそういうところに限って声の大きいお客さんが多いのもあるあるでしょうか?

定番のアンケートを記載して、さっそく商談に入ります。周辺エリアは冒頭にも書いた通り、再開発が活発な虎ノ門エリアを足元にする物件です。虎ノ門ヒルズがオープンしてからイメージがガラッとよくなりました。私も良く仕事や散歩で付近を通るのでこのあたりの変わりようはとても敏感に感じています。そんな注目の一等地に建設されるマンションの概要は以下の通り。

  • 売主:三井不動産
  • 施工:大林組
  • 管理会社:三井不動産レジデンシャルサービス
  • RC造 地上21階地下1階
  • 総戸数:120戸
  • 専有面積:44.26㎡
  • 間取り:1LDK~3LDK
  • 竣工時期:2022年4月

道を挟んでホテルオークラがあり、マリオットの最高クラスのホテル「東京エディション虎ノ門」また、アメリカ・スペイン・サウジアラビアの大使館が近くにあります(私は行く用事が無いが…)。虎ノ門の他にも麻布の再開発の恩恵にも与かることができるというのも素晴らしいです。タワーにしては小ぶりですが、その分落ち着きがあって、みなオジのように静かな環境が好きなくせに、おしゃれな店にもすぐ行きたいという人にはお勧めな物件だと思います。

最近は新型コロナの影響で都心離れが進むと巷では噂されますが、通勤であればたいていは徒歩・自転車で行くことができる立地です。リモートワークが進んでも何日かは出勤する必要があるでしょうし、その時に2時間かけて電車に揺られることの方がリスクだと感じます。都心の一等地というのは、そもそも需要が高く、今回のパークコート虎ノ門のようにまとまった土地が出ること自体稀な事ですので、価格はむしろ今後も上がっていくと思います。今後の不動産市場の行く末、別の話で語りたいと思いますが、今回のコロナはバブル崩壊の様に不動産市場に大きなダメージを与えることは少ない(あったとしても限定的かつ短規程)と考えています。東日本大震災後に湾岸エリアの一時的な停滞があったことは記憶に新しいと思いますが、今の湾岸エリアの発展を見れば杞憂であることがご理解できるのではないでしょうか。

室内もサロン内に設置されたものを拝見しましたが、私がどうこう言うまでもなく、素晴らしいですね。空間デザイン、例えば梁とか柱、デッドスペース等住んでいてストレスを感じる要素はありませんし、ダイレクトビュー(リビングのFIX窓も床から天井まで!)から見える景色や水回りの設備、全熱交換型の吸排気システム、床暖も当然キッチン、主寝室にもありますし、天井カセットエアコン(いわゆる天カセ)も全部屋に備わっています。また、細かいですがドアノブなども汎用品ではなく、特注のものを使用していますし、ドアの丁番も隠し丁番になっており、細やかな配慮(高級物件では普通なのでしょうが)がされています。

さて、こうなると気になるのは物件価格です。まだ予定価格でしたので、詳しくは記載しませんが、投資用に狙われる小さな物件を除けば、1億円台中盤からという事になるでしょうか(坪単価800万円~)。みなオジも事前に予想をしましたが、ほぼ想定内の価格だと思います。むしろこの立地の希少性とポテンシャルを考えればもう少し高めに設定しても余裕で完売できるのではと思います。くそー、書いているうちに欲しくなった…

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港区オジさん(みなオジ)です。
長い極貧オジさん生活を経て、いつの間にか小金持ちのアーリーリタイアオジさんにクラスチェンジしました!
投資家と司法書士の肩書を有する一方、妻の尻に敷かれるちょい駄目オジさんの異名も持つ。